Week 9, 15100km | ウクライナで「コロナウイルス!」と挨拶されました
ロシアに続いて、フィンランド、バルト三国、ポーランドを経て、一昨日の夜にウクライナのリヴィウに来ていました。この物価が安い、国民の性格がロシア人に似ており、かつての東欧社会主義国家がとても親しく感じているのだが、早くも「コロナウイルス」という言葉で「挨拶」をされました。
昨日の午後、リヴィウのスタジアムでサッカー試合を見に行き、通路を歩く際、笑いながらじっとこちらを見てくる向こうから、二十歳前後の若者三人組とすれ違った瞬間、「コロナ」という言葉が聞こえてきました。ウクライナ語がわからない私たちだが、おそらくウィルスだと揶揄されているじゃないかと思って、Uターンして2人を追いかけました。(1人が私が来るのを見て逃げた…)
「今何を言ったの?」2人を呼び出して聞きました。ウィルスを恐れているかびっくりしたか、緊張した2人が突っ立ったまま返答がありませんでした。
反応がないのを見て「Hello??今のは失礼だろう??」と私が続けました。
そして1人がようやく「Okay, Okay…」と自分の悪さを知っている様子で親指を立てて口を開きました。まあまあ、いたずらのガキだろうと思って行かせました。
夜に早くも2回目、同じようなことに遭いました。
ホステルの近くで酒店にビールを買いに行き、会計が終わったら、テーブルを囲んで酒を飲みながら談笑していた40代の三人が私たちに声をかけました。「Where are you from, Korea?」
「No, we are Chinese.」と答えました。
「Hahaha, they are Chinese, the Coronavirus…」Blah Blah Blah...
何を言いたいかわからないがとにかく嘲笑いでありまともな挨拶じゃないのが明らかで、腹立たしげに「So what?」と言い返しました。
多分冗談半分に言っていたか、こちらが怒るのを思わなかった三人はしばらく言葉を失いました。
幸いに悪気がないみたいで、マコと店を出るときに「Have a good day!」と祝ってくれました。
実は東ヨーロッパは西ヨーロッパほど人種差別の問題がそんなに深刻ではなく、ロシア、ラトビア、ポーランドで実際に過ごした日々も地元の人々にかつてない待遇で接してもらっています。今回出会った二組もおそらく私たちへ差別する気はなく無心に口を滑らせただけだろうと思いますが…
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Puistola駅、ヘルシンキ、フィンランド
岩の教会、ヘルシンキ、フィンランド
ターリン、エストニア
リガ、ラトビア
ラトビア国立図書館、リガ、ラトビア
ラトビア国立図書館、リガ、ラトビア
リガ、ラトビア
スリークロスの丘、リトアニア
スリークロスの丘、リトアニア
グダニスク、ポーランド
聖マリア教会、グダニスク、ポーランド
ソポト、ポーランド
ソポト、ポーランド
ヴロツワフ、ポーランド
ヴロツワフ、ポーランド
Polish Army Stadium、ワルシャワ、ポーランド
Polish Army Stadium、ワルシャワ、ポーランド
コペルニクス科学センター、ワルシャワ、ポーランド
ワルシャワ、ポーランド
ワルシャワ、ポーランド
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