エリオットアンドマコの世界一周

脱サラリーマンのエリオットと脱サラリーウーマンの真子、車でのギャップイヤー

「あなたの夢はなんですか?」-出発まで約100日


 「みんなの前で話してください、あなたの夢を」。高校時代のある日、先生は班全員にこう問いかけました。同窓のみんなはだいたいプロのサッカー選手になりたい、モデルになりたいと答えたが、自分は「私の夢は世界一周です。」とみんなの前で宣言しました。


あれから17年。その場にいた諸君は多分当初の願望をもはや忘れ去っただろが、私と妻の真子は10月に仕事を辞めるのを予定し、車での世界一周に向けて準備をし始めようとしています。


日本に来て10年間、その半分の時間を一サラリーマンとして味わってきて、たまにも休日出勤まで追い詰められ、ダラダラの体でラッシュアワーの埼京線へ向う出勤の日々、会社で「そうしたくなくてもマジョリティが作った空気感が許さない」と感じた時…「そういう生活を変えてみないか!」と何度も心の中で自分に尋ねてみました。多分、生き方を変えたいのは自分だけじゃない。


そのために今回の計画は、世界一周の悲願を叶えるのは当然だが、私と真子の今後の人生に、周りの人たちにレガシーのようなものが残せればな、と思います。それは「そういう生き方もあるんだ!」という世界中の人々の生活を記録したく、違う価値観を見つけ、日本に帰国後でも常に新しいことにチャレンジできる勇気をもたらしたいのです。


今日は、2019年8月25日、窓からの眺めは普段よりも素敵に見えて、私たちのギャップイヤーまでおよそ100日です。