Week 13, 20500km | ボーダーコントロール情報について
ウクライナ/モルドバ/ルーマニア国境
先日ウクライナのオデッサを観光した後、ルーマニアへ入ろうと、「Reni」(ルーマニア側では「Galati」)に位置するボーダーへ向かいました。Reniはちょうどウクライナ、モルドバ、ルーマニア三ヶ国の境目にあり、ウクライナとルーマニア両国のボーダーの間にモルドバの領土が妙に2キロほど挟まり、よってウクライナ出国→モルドバ入国→モルドバ出国→ルーマニア入国という、手続きを4回済ませなければなりません。
私たちはこの日、有効な車両保険(いわゆる「グリーンカード」)が期限すぎてどこでも買えなかったことでなんとかモルドバ出国まで頑張ったが、ルーマニアの入り口で門前払いを食らいました。
仕方なくモルドバへ戻り、グリーンカードを買い換えてからルーマニアへ再挑戦しようと、本来計画がなかったキシナウで一泊を忍ぶことに…
翌日、地図を見たらGalatiよりSculeniの方は近いのにふっと気づき、規模も大きいからグリーンカードが買えるじゃないかと思って、思い切ってSculeniへ向かいました。
国境へ向かう途中、「グリーンカード」と書いた看板が掲げられる小屋は軒並みにあり、中のお姉さんに車の書類を出して保険を買いたいと説明すると「日本からの車は保険がいらないよ」と言われ、到底買うことができませんでした。
半信半疑にボーダーへ向かい、前日と同じ書類を検査官に渡したら、なんとなんと、保険のことは一言も言われずにすんなり入れてもらうことに成功!
ということは、同じ国でもボーダーによって検査基準が違うことがわかりましたね。
ブルガリア/トルコ国境
今回はブルガリアのカピタン・アンドレエヴォからずっと憧れていたトルコへ発進することになりました。
午後の5時にブルガリアボーダーに到着して、目視100メートルの車行列に並び、これ最多でも1時間で行けるだろうと楽観に考えたが、待ってみたら3時間経過しても50メートくらいしか進んでいなかった状況。
ブルガリア人の効率は遅いな、と思ったら間違いみたいです。私たちに順番が来たら車両検査もされずに、マスクをしたまま本人確認が適当でスタンプを押してもらい、まるで「早く出てよそのトルコへ行ってきなよ」という史上最速出国になります。遅いのはトルコ側です。
考えてみたら、これはもしかして先日トルコが国境を開放にし難民がEU逃亡の後押しすることに対してブルガリア側の報復策かもしれません。
結局、トルコはコロナウイルスが日本で拡散していることを理由に我々を入国させてもらえませんでした。シリア難民がいまだに自由に行き来しているということを考えたら、私たちが難民よりも危ないでしょうね(笑)。
結局の結局、ギリシャに来ました。その翌日、国境封鎖が実施して足止めすることになり、進むも地獄、戻るも地獄という、アテネでの隔離を経験しています。
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リヴィウ、ウクライナ
リヴィウ、ウクライナ
Pivdennyi Bridge、キエフ、ウクライナ
キエフ、ウクライナ
キエフ、ウクライナ
キエフ、ウクライナ
オリンピスキ・スタジアム、キエフ、ウクライナ
オデッサ、ウクライナ
オデッサ、ウクライナ
キシナウ、モルドバ
ブラショフ、ルーマニア
ブカレスト、ルーマニア
ジュルジュ、ルーマニア
Buzludzha Monument、ブルガリア
Buzludzha、ブルガリア
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